就労移行支援の大手8社を徹底比較!失敗しない選び方と見学のコツ

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「就労移行支援 大手」で検索しているあなたは、きっとこう思っているはずです。

「失敗したくない。だから大手を選びたい」

その気持ち、痛いほどわかります。

全力で働きたいのに体が動かない。周りの目が突き刺さる。そんな日々に限界を感じて退職して、ようやく辿り着いた「就労移行支援」という選択肢。ここで間違えたくない。だから大手だ。大手なら安心だろう。

私もまったく同じでした。

一般雇用で心身を壊し、障害者手帳を取得。就労移行支援事業所の存在を知って、「大手だから安心」と思って選んだ事業所に通い始めました。結果、見事に失敗しました。

入所前はあんなに親切だったスタッフの態度が一変し、聞いていない条件が次々出てきて、人間関係で限界を迎えて退所。しかも退所の手続きだけで1〜2ヶ月かかり、前の事業所で使った利用期間は引き継げない。泣く泣く事業所の利用を諦めた経験があります。

この記事では、そんな「大手だから安心」で大失敗した私が、就労移行支援の大手事業所の正しい選び方をお伝えします。

大手事業所の網羅的な比較データはもちろん、見学で使えるチェックリスト、そして他のサイトでは絶対に読めない転職エージェント併用の逆転戦略まで。

この記事を読んで行動すれば、あなたは自分に合った事業所を見つけ、配慮を受けながら働き続けられる未来を手に入れることができます。

私の遠回りを、あなたはショートカットしてください。

目次

就労移行支援の大手事業所とは?まず知っておくべき基礎知識

まず結論をお伝えします。就労移行支援の「大手」とは、全国に多くの拠点を展開し、累計の就職実績が豊富な事業所のことです。

就労移行支援自体をまだよく知らない方のために簡単に説明すると、これは障害のある方が一般企業への就職を目指すための訓練サービスです。ビジネスマナーやPCスキル、コミュニケーション訓練、面接対策などを受けながら、就職活動から職場定着までを一貫してサポートしてもらえます。

ここで覚えておいてほしい重要なことがあります。

利用期間は原則2年間。この2年は「有限」です。

延長申請は可能ですが、認められないケースもあります。最初の事業所選びで失敗して退所すると、この貴重な時間をどんどん消費してしまう。これがどれだけ怖いことか、後ほど私の体験談でお伝えします。

現在、全国には約3,100ヶ所もの就労移行支援事業所があります。その中で「大手」と呼ばれる事業所が注目されるのは、以下のような理由があるからです。

  • 豊富な就職実績に基づくノウハウがある
  • 全国展開しているので自宅の近くに拠点がある可能性が高い
  • 多様なプログラムが揃っている
  • 企業との提携数が多く、就職先の選択肢が広い

これらは事実です。大手にはメリットがあります。ただし、メリットがあるからこそ、「大手だから安心」で思考停止してしまう罠がある。これが一番怖いんです。

大手事業所のメリット 選ばれる理由はちゃんとある

大手の就労移行支援事業所が多くの人に選ばれている理由を、正当に評価しましょう。メリットは確かにあります。

  • 豊富な就職実績とノウハウ:累計数千〜数万名の就職をサポートした実績があり、そこから蓄積されたノウハウは大手ならではの強み
  • 全国展開で通いやすい:拠点数が多いため、自宅から無理なく通える事業所が見つかりやすい
  • 多様なプログラム:ITスキル、ビジネスマナー、コミュニケーション訓練など選択肢が豊富
  • 企業との提携が多い:企業インターンシップや独自求人を持っている事業所もある
  • 設備・スタッフ体制が充実:規模が大きい分、施設の設備が整っている傾向がある
  • 経済的支援がある事業所も:交通費補助やランチ無料など、通所の負担を軽減してくれる

SNSでも「複数の事業所を比較した結果、大手で自分に合うところを見つけられた」「訓練内容が充実していて助かった」というポジティブな声は多く見かけます。

これらのメリットは本物です。だからこそ大手は「選択肢に入れるべき」です。

ただし、これだけ見て「じゃあ大手にしよう」と決めるのは、まだ早い。

大手事業所のデメリット 知らないと後悔するリアルな落とし穴

ここからが大事です。大手にもデメリットはある。しかも、そのデメリットは「実際に通ってみないとわからない」ものが多い。

  • きめ細やかな個別支援が受けにくい可能性:規模が大きい分、一人ひとりへの対応が手薄になるケースがある
  • プログラムが画一的:体系化されている反面、「自分にはこの訓練が必要だ」という個別の要望に柔軟に対応してもらえないことも
  • 「大手だから安心」という思考停止:名前の安心感だけで選び、見学や比較を怠ると、合わない事業所に当たるリスクが跳ね上がる
  • 有資格者がいても「いるだけ」の場合がある:精神保健福祉士や社会福祉士がいることを謳っていても、実際には名前だけで特別なケアがないケースも

私が実際に通った事業所には、専門の有資格者がいました。でも「いるだけ」でした。特別なケアがあるわけではなかった。見学のときは「専門のスタッフがいるので安心です」と言われたのに、です。

え、有資格者がいれば安心じゃないの?資格持ってるんでしょ?

その考えが危ないんです。資格を持っているのと、その資格を活かした支援をしてくれるのは、まったく別の話なんですよ

Xでも「大手だからと安心して選んだのに、期待と全然違った」という声は少なくありません。失敗している人の多くに共通しているのが、「見学を十分にしなかった」「大手だからと安心した」「有資格者がいるから安心だと思った」の3つです。

…これ、完全に過去の私のことですね。

【実体験】「大手だから安心」で事業所を選んだ私の大失敗

ここからは私の実体験です。他のサイトには書いてない話をします。

一般雇用で働いていた私は、心身を壊して休職。復職したものの、職場で孤立しました。全力で働きたいのに体が動かない。倦怠感を抱えながらのフルタイム勤務に限界を感じ、退職を決断しました。

「これからは少しでも自分にとって過ごしやすい状態で働きたい」

障害者手帳を取得し、配慮のある障害者雇用での転職を目指すことにしました。そこで知ったのが就労移行支援事業所の存在です。藁にもすがる思いで利用を決め、アルバイトをしながら通所を始めました。

事業所選びの基準? 「大手だから安心」「有資格者がいるから安心」。

今の自分がタイムスリップできるなら、あの頃の自分を全力で止めに行きます。

入所前と後で態度が一変した話

最初に選んだ事業所は、見学のときは本当に親切だったんです。こちらの要望にも「もちろん対応します」と言ってくれた。

でも入所してから話が変わった。

聞いていなかった条件が次々と出てきて、「それは最初から言ってくれよ」と何度思ったかわかりません。事業所のブログに載っている「利用者の声」も、てっきり利用者のリアルな声だと思っていたら、実際はスタッフの監修付き。許可が出ないと掲載されないものでした。

正直、がっかりしました。いや、がっかりどころじゃない。裏切られた気持ちでした。

専門の有資格者も「いるだけ」。特別なケアなんて何もなかった。

あなたもこんな経験ありませんか? ホームページの印象だけで選んで、実際に行ったら全然違った――。

退所の壁 辞めるときの現実

結局、人間関係でも躓いて、退所を決意しました。

入るときはあんなに優しかった人たちが、辞めると伝えた瞬間、態度が一変した。退所の手続きは事務的に進み、背中を押してくれる言葉は一つもなかった。

退所手続き、新しい事業所探し、入所手続きの相談。ここまでで1〜2ヶ月かかります。そして追い打ち。

「前の事業所の利用期間は、うちでは引き継げません」

その一言を聞いた瞬間、頭が真っ白になりました。

次の事業所を探しても、「最低でも3ヶ月は通ってほしい」と言われる。でも最初の事業所で余計な時間を使い過ぎて、就職したい時期までのリミットが迫っていた。

悩みに悩んだ末、泣く泣く就労移行支援事業所の利用そのものを諦めました。そして転職エージェントに切り替えたんです。

最初の事業所選びで失敗すると、こんなに大変なことになるんですね…

だからこそ、最初の1社目を間違えないでほしいんです。利用期間の2年は有限なんですよ

この話の続き、転職エージェント3社を活用して逆転した話は、後半でお伝えします。

まずは、大手事業所の具体的な比較から見ていきましょう。

【徹底比較】就労移行支援の大手事業所おすすめ一覧 特徴と強みをまとめました

ここからは、主要な大手事業所を一覧で比較していきます。まずは全体像をつかんでください。(※2026年7月現在)

ただし、ここに載っているデータだけで事業所を決めないでください。データは「見学先の候補を絞る」ためのものです。最終判断は、必ず自分の目で見てから。

スクロールできます
事業所名拠点数就職率6ヶ月定着率主な特徴
LITALICOワークス130ヶ所以上90.7%業界最大手。全障害対応
Cocorport88ヶ所87.9%交通費・ランチ補助あり
ウェルビー136ヶ所90.8%模擬オフィス訓練・資格取得
atGPジョブトレ12ヶ所97%93%障害別コース。事務職に強い
ディーキャリア108ヶ所93.4%発達障害特化
ミラトレ15ヶ所94%96%パーソルグループ運営
manaby31ヶ所85.7%在宅訓練対応。IT系特化
Neuro Dive5ヶ所76%
(IT専門職)
96.2%AI・データサイエンス特化

それでは、各事業所の詳細を見ていきましょう。

LITALICOワークス 業界最大手の安定感と圧倒的な実績

就労移行支援業界で「大手」と言えば、まず名前が挙がるのがLITALICOワークスです。全国130ヶ所以上に事業所を展開し、累計17,000名以上の就職をサポートした実績は業界トップクラス。

6ヶ月後の職場定着率は90.7%。200種類以上の独自プログラムと、4,500以上の企業インターン先を持っています。精神障害、発達障害、身体障害、知的障害、難病などほぼ全ての障害種別に対応しているのも大きな強みです。

こんな人に向いている

まず安心できる大手で始めたい人、障害種別を問わず幅広い支援を受けたい人。初めての就労移行支援で「どこにしていいかわからない」なら、選択肢の一つとして見学をおすすめします。

Cocorport(ココルポート) 経済的負担を減らしたい人の味方

Cocorportは全国88ヶ所に展開する大手事業所で、最大の特徴は交通費補助(月1万円まで)とランチ無料という経済的支援です。

累計就職者数は2,443名、定着率は87.9%。週2日から利用を開始でき、未経験からイチからステップアップしていける環境が整っています。「基礎からイチから教えてくれる」「未経験でも安心」という口コミが多いのも特徴です。

通所中の交通費や昼食代は地味にお財布に響きます。私も通所していた頃、毎日の往復の電車代は本当に痛かった。経済的な不安を抱えている人にとって、この補助は大きいです。

こんな人に向いている

経済的な不安がある人、ゆるやかなペースで通所を始めたい人。交通費と昼食代の補助があるのはCocorportの大きなアドバンテージです。

ウェルビー 実践的スキルで「即戦力」を目指す

ウェルビーは全国136ヶ所に事業所を展開し、6ヶ月定着率90.8%という高い数字を誇ります。

最大の特徴は模擬オフィスでの実践訓練。実際の職場に近い環境で仕事力を鍛えるプログラムは、就職後のギャップを減らすのに効果的です。MOS・ITパスポートなどの資格取得サポートも充実しています。

こんな人に向いている

実務に近い訓練をしたい人、資格を武器にして就職したい人。「座学だけでなく実践的に学びたい」タイプにおすすめです。

atGPジョブトレ 障害別コースで自分に合った対策ができる

atGPジョブトレは、うつ・発達障害・統合失調症・聴覚障害・難病の5つの障害別コースを用意している点がユニークです。

就職率97%、6ヶ月定着率93%という驚異的な数字は、障害特性に特化した訓練が効果を発揮している証拠でしょう。事務職に強く、障害者専門の転職エージェント「atGP」と連携しているため、就職活動のサポートも手厚い。

こんな人に向いている

自分の障害に特化した訓練を受けたい人、事務職への就職を目指している人。障害別コースがあるからこそ、自分に合った対策ができます。

ディーキャリア 発達障害に特化した専門支援

ディーキャリアは発達障害に特化した就労移行支援サービスで、全国108ヶ所に事業所を展開しています。6ヶ月定着率は93.4%、就職後の平均給与は20.2万円と、平均より高い傾向にあります。

発達障害の特性理解から始まり、自己理解を深めたうえで就職につなげるプログラムは、「自分の特性に合った働き方がわからない」という方に特に向いているでしょう。

こんな人に向いている

発達障害と診断され、特性に合った支援を求めている人。「自分の得意・不得意を整理したい」人にもおすすめです。

ミラトレ パーソルグループの企業ネットワークが強み

ミラトレは大手人材会社パーソルグループの特例子会社が運営する就労移行支援です。就職率94%、半年定着率96%。最大の強みは、障害者雇用専門の転職エージェントdodaチャレンジとの連携です。

ただし対応地域は首都圏・大阪・兵庫・愛知の都心部に限られます。コミュニケーション訓練が充実しており、利用者の満足度が高い傾向にあります。

こんな人に向いている

都心部在住で、大手人材グループの企業ネットワークを活用して豊富な求人の中から選びたい人。

manaby 在宅訓練対応で体調に合わせた通所が可能

manabyの最大の特徴は在宅訓練に対応していること。体調に波がある方でも、自分のペースで訓練を続けることができます。IT・Web系のスキル習得が可能で、リモートワークを目指す方にも適しています。

「在宅で訓練できるのが本当にありがたい」「体調に合わせられる」という声がSNSでも多いのが印象的です。毎日の通所が体力的に厳しい方にとって、在宅という選択肢があるのは大きな安心材料です。

こんな人に向いている

在宅で訓練したい人、IT系スキルを身につけたい人、体調に波があり通所のペースを柔軟にしたい人。

Neuro Dive 先端IT分野で高年収の障害者雇用を目指す

Neuro Diveは、AI・データサイエンスなど先端IT分野に特化した就労移行支援です。他の事業所とは明確にポジションが異なり、障害者雇用でありながら高年収を狙えるのが特徴。

平均年収は約400万円と、障害者雇用としてはかなり高い水準です。「カリキュラムの質が高い」「本格的に学べる」という評価が多く、ITスキルを武器に年収を上げていきたい方にとっては非常に魅力的な選択肢でしょう。

こんな人に向いている

ITの専門スキルがある(または学びたい)人。障害者雇用でも高年収を目指したい人。キャリアアップ志向の方に特におすすめです。

あなたに合った就労移行支援事業所を見つけよう

ここまで8つの大手事業所をご紹介しました。気になる事業所はありましたか?

もし「この中からもう少し詳しく比較したい」と思ったら、下の比較表をご覧ください。各事業所の訓練内容・特徴・対応形態をまとめています。

Neuro Dive
〉〉詳しくはこちら
Neuro Dive

ITスキル習得に強い
AI・データ分析など先端IT分野に特化
障害の配慮がありつつ、高年収が狙える
就職後のキャリアアップまで見据えた支援
まずWEB説明会(無料)から始められる
ココルポート
〉〉詳しくはこちら
ココルポート

生活リズムから整えたい人に
プログラム数が多く、生活面から就職準備まで幅広く対応
交通費・昼食費サポートあり、通所負担が少ない
初心者でも取り組みやすい個別サポート
manaby
〉〉詳しくはこちら
manaby

在宅・自分ペースで学びたい人に
オンライン中心で、外出が難しい時期でも通所できる
IT系・WEB制作など在宅就労を目指せるコース
自分のペースを崩さず就職準備を進められる

気になった事業所があれば、まずは見学予約をしてみてください。ただし、1ヶ所だけ見て決めるのは絶対にNGです。次のセクションで、失敗しない選び方をお伝えします。

大手だけで選ぶな!失敗しない事業所選び5つの鉄則

ここからは、私の失敗経験をもとにした「事業所選びの鉄則」です。よくある「選び方のポイント」ではありません。「これを怠ったから、私は失敗した」という実体験ベースの鉄則です。

鉄則① 最低3ヶ所は見学して「自分の目で」比較する

結論から言います。事業所の見学は最低3ヶ所。これは絶対です。

1ヶ所だけ見て「ここでいいや」と決めるのが、最大の失敗パターンです。なぜなら、1ヶ所しか見ていないと比較する基準がないから。「良い事業所」と「そうでない事業所」の違いが、見えないんです。

3ヶ所見ると景色が変わります。スタッフの対応、施設の雰囲気、質問への回答の質——比較軸ができるから、「ここが一番自分に合っている」と判断できるようになる。

SNSでも「事業所の見学3ヶ所目で、やっと”ここなら通えそう”と思えるところに出会えた。1ヶ所目で決めなくて本当によかった」という声があります。これ、まさにその通りなんです。

3ヶ所も回るの面倒くさいなー。家から近いとこでよくない?

…それで合わなくて辞めたら、また振り出しだよ?しゅうろうさんみたいに1〜2ヶ月無駄になるんだから

鉄則② 具体的な数字を聞け|就職率・定着率を即答できるかがカギ

見学に行ったら、必ず具体的な数字を聞いてください。

私が見学で回った事業所の中で、印象的だった対比があります。ある事業所は「うちは多くの方が就職されています」としか答えなかった。別の事業所は「過去1年の就職率は○%です。定着率は○%です」と即答してくれた。

この差です。具体的な数字を出せるかどうかで、その事業所が自分たちの支援に自信を持っているかどうかがわかる。

「多くの方が就職されています」は、裏を返せば具体的な数字を出したくない(出せない)ということかもしれません。

自分の希望通りの仕事があるなら、その仕事の就職率が高い所を選ぶのも選択肢です。
就職率の高さも選ぶ指標にはなりますが、スタッフの雰囲気や話しやすさなど働き続ける上での定着のサポートについてもチェックしましょう。

鉄則③ 「有資格者がいる=安心」は幻想

これは声を大にして言いたい。

有資格者がいるからといって、その資格者が自分に合った支援をしてくれるとは限りません。

私が通った事業所には心理士がいました。でも「いるだけ」。名刺に資格名が書いてあるだけで、特別なケアは何もありませんでした。

見学時に聞くべきは、「どんな資格を持ったスタッフがいますか?」ではありません。

「その資格者は、具体的にどんな支援をしてくれますか?」

この質問で相手の反応を見てください。具体的に答えてくれる事業所は信頼できます。

鉄則④ 事業所ブログや口コミを鵜呑みにしない

先ほどの体験談でも触れましたが、事業所のブログに掲載されている「利用者の声」は、スタッフの監修を受けている場合があります。都合の悪い内容は掲載されません。

もちろん、すべての事業所がそうだとは言いません。でも「利用者の生の声」だと思って信じ切るのは危険です。

ネットの口コミも同じ。良い口コミも悪い口コミも、それぞれの事情があって書かれたもの。参考程度に留めて、最終的には自分の目で、自分の足で確かめること。これに尽きます。

鉄則⑤ 利用期間2年は「有限」。最初の1社目で間違えるな

これだけは覚えておいてください。

就労移行支援の利用期間は原則2年間。この2年は、失敗すると取り返しがつきません。

私のケースでは、最初の事業所で数ヶ月を消費し、退所手続きに1〜2ヶ月かかり、前の事業所の利用期間は引き継げませんでした。結果、事業所の利用そのものを諦めるしかなくなった。

時間は巻き戻せません。最初の1社目を間違えないこと。そのために見学は3ヶ所以上。焦って決めない。これが鉄則です。

事業所選びで後悔しないコツはたった一つ。「必ず自分の目で確かめること」です

見学時に使える!事業所チェックリスト【保存版】

「見学に行くべきなのはわかった。でも何を聞けばいいの?」という方に向けて、そのまま持って行ける質問リストを用意しました。スマホにこのページをブックマークして、見学の時に見返してください。

事業所に聞くべき10の質問

見学チェックリスト
  • 過去1年の就職者数と就職率は?
  • 就職後6ヶ月の定着率は?
  • どんな障害の方が多く利用している?
  • 自分の目指す職種への就職実績はある?
  • 在宅訓練やオンラインに対応している?
  • 有資格者(精神保健福祉士・社会福祉士等)の具体的な支援内容は?
  • 退所する場合の手続きと期間は?
  • 前の事業所の利用期間は引き継げる?
  • 利用開始までの流れと必要な期間は?
  • 体験利用は何日間できる?

特に①と②は最重要です。この2つに対して曖昧な回答しかできない事業所は、正直おすすめしません。

そして⑦と⑧。これは意外と聞かない人が多いですが、万が一合わなかった時の「退出戦略」を把握しておくのは非常に大事です。私はこれを聞いていなかったから、退所の時にパニックになりました。

スタッフの質を見極めるポイント

質問の内容だけでなく、スタッフの「答え方」にも注目してください。

  • 質問に対して具体的な数字で答えてくれるか
  • マニュアル通りではなく、あなたの状況に合わせた提案をしてくれるか
  • デメリットやリスクも正直に教えてくれるか
  • 見学後のフォローが押し売りではなく自然か

良い事業所はデメリットも正直に教えてくれます。「うちにはこういう部分が弱い」「あなたの希望には別の事業所の方が合うかもしれない」と言ってくれるスタッフがいたら、その事業所は信頼できます。

逆に、良いことしか言わない事業所は…私の最初の事業所がまさにそうでした。

チェックリストを参考に見学先を選ぶ際は、こちらの比較表も活用してください。

Neuro Dive
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Neuro Dive

ITスキル習得に強い
AI・データ分析など先端IT分野に特化
障害の配慮がありつつ、高年収が狙える
就職後のキャリアアップまで見据えた支援
まずWEB説明会(無料)から始められる
ココルポート
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ココルポート

生活リズムから整えたい人に
プログラム数が多く、生活面から就職準備まで幅広く対応
交通費・昼食費サポートあり、通所負担が少ない
初心者でも取り組みやすい個別サポート
manaby
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manaby

在宅・自分ペースで学びたい人に
オンライン中心で、外出が難しい時期でも通所できる
IT系・WEB制作など在宅就労を目指せるコース
自分のペースを崩さず就職準備を進められる

就労移行支援だけに頼るな!転職エージェント併用のすすめ

ここまで事業所の選び方を中心にお伝えしてきましたが、実はもう一つ、絶対にお伝えしたいことがあります。

就労移行支援事業所だけに頼らないでください。障害者雇用専門の転職エージェントを併用してください。

これは私の逆転劇の核心です。

事業所の利用を泣く泣く諦めた私は、藁にもすがる思いで障害者雇用専門の転職エージェントに登録しました。3社同時に。

結果、複数の内定をもらい、希望年収まで実現できました。しかもエージェントのアドバイザーたちは、こちらの希望を通すために企業と粘り強く交渉してくれたんです。

事業所を辞めた時は「もう終わりだ」と思いました。でも終わりじゃなかった。エージェントという選択肢があったから、逆転できた。

なぜ事業所×エージェントの「掛け合わせ」が最強なのか

就労移行支援事業所と転職エージェントは、それぞれ得意分野が異なります。

役割就労移行支援事業所転職エージェント
訓練・スキルアップ
自己理解・障害特性の整理
求人紹介△(提携企業のみ)
面接対策・条件交渉
企業との年収交渉×

事業所は「訓練で力をつける場所」。エージェントは「最適な求人を見つけて条件を勝ち取るプロ」。両方使うことで、訓練で力をつけながら最適な求人を見つけるという理想的な就職活動が実現します。

私のようにエージェント「だけ」でも就職はできましたが、事業所で訓練を受けながらエージェントも併用していれば、もっとスムーズだったはず。

事業所とエージェント、両方使っていいんだ!知らなかった…

むしろ両方使わないともったいないですよ。事業所で力をつけながら、エージェントで求人を探す。これが一番賢いやり方です。

ただし併用禁止の事業所もあります。事前に確認しておきましょう。

おすすめの障害者雇用専門エージェント

私が実際に利用した中で信頼できるエージェントをご紹介します。1社に偏らず、最低2〜3社は同時に登録するのがコツです。それぞれ得意な業界・求人が異なるので、併用することで選択肢が一気に広がります。

エージェントの登録は完全無料。合わなければ途中で辞めることもできます。就労移行支援事業所と違って、利用期間の制限もありません。登録しておいて損はないので、見学と並行して動いておくのがおすすめです。

転職エージェントも活用して、選択肢を最大限に広げよう

事業所だけで就職活動を完結させるのはもったいない。エージェントも併用して、あなたの選択肢を最大限に広げてください。

障害者雇用バンク
〉〉詳しくはこちら
障害者雇用バンク

複数の求人を一覧で比較できる使いやすさが特徴。
求人検索→エージェント相談の流れがスムーズで、「まず選択肢を広く見てから決めたい」人に最適。
登録・利用は完全無料。
dodaチャレンジ
〉〉詳しくはこちら
dodaチャレンジ

大手転職サービスdodaが運営。
非公開求人を含む豊富な求人数が強みで、障害者雇用の専任アドバイザーが書類〜面接まで一貫してサポートしてくれる。
大手・安定企業への転職を目指す人に向いている。
atGP転職サービス
〉〉詳しくはこちら
atGP転職サービス

障害者雇用支援の実績が業界トップクラス
障害の種類・特性ごとに専門的なアドバイスが受けられ、配慮のある職場への転職成功率が高い。
就労移行支援からそのまま転職活動に移行したい人にも対応。

就労移行支援の大手事業所に関するよくある質問(FAQ)

就労移行支援の利用料はかかりますか?

9割以上の方が自己負担なし(無料)で利用できます。世帯収入(本人と配偶者の合算)によっては自己負担が発生する場合がありますが、ほとんどの方は0円で利用可能です。

就労移行支援の利用料はかかりますか?

9割以上の方が自己負担なし(無料)で利用できます。世帯収入(本人と配偶者の合算)によっては自己負担が発生する場合がありますが、ほとんどの方は0円で利用可能です。

利用期間はどのくらいですか?

原則2年間です。延長申請は可能ですが、認められないケースもあります。この2年の中で就職につなげることが目標になります。最初の事業所選びで失敗すると、この限られた時間を大きく消費してしまうため、慎重に選びましょう。

通所中にアルバイトはできますか?

原則として、就労移行支援の利用期間中のアルバイトは認められていません。ただし、自治体によっては一定の条件のもと許可される場合もあります。経済的に不安がある場合は、事前に自治体の窓口や事業所に確認してください。

大手と中小、どちらの事業所がいいですか?

結論から言うと、「大手か中小か」ではなく「自分に合うか合わないか」が本質です。大手にはプログラムの充実度や拠点数の多さというメリットがあり、中小には柔軟な個別対応や少人数制ならではのきめ細やかさがあります。どちらが良い悪いではなく、見学して「自分がここで頑張れそうか」を確かめてください。

見学は無料ですか?何ヶ所行くべきですか?

見学はどこの事業所でも無料です。体験利用もほとんどの場合、無料で参加できます。行くべき数は最低3ヶ所。3ヶ所見ることで比較軸ができ、自分に合う事業所を見極める力がつきます。

就職後のサポートはありますか?

はい。就職後は定着支援として、最長3年6ヶ月間のサポートを受けることができます。ただし、定着支援の手厚さは事業所によって大きく異なります。見学時に「就職後のサポート体制はどうなっていますか?」と具体的に聞いておくことをおすすめします。

まとめ 「大手だから安心」ではなく「自分に合うから安心」を見つけよう

最後に、この記事の要点をまとめます。

  • 大手事業所のメリットは本物。実績・プログラム・拠点数の充実は選択肢に入れるべき理由になる
  • しかし「大手だから安心」で思考停止するのは最大のリスク。名前だけで選ぶと失敗する
  • 最低3ヶ所は見学して、自分の目で比較する。これが鉄則中の鉄則
  • 事業所だけに頼らず、転職エージェントも併用して選択肢を広げる
  • 就職がゴールじゃない。「配慮を受けながら働き続けられる場所」を見つけることが真のゴール

「大手だから安心」…まさにこの言葉で失敗した私から、あなたに一番伝えたいことがあります。

大事なのは「大手かどうか」ではなく、「自分に合うかどうか」です。

事業所選びに正解はありません。でも、自分の目で確かめて、比較して、エージェントも活用して、「ここなら頑張れる」と思える場所を見つけること。それが、配慮を受けながら働き続ける未来への第一歩です。

私は遠回りしました。事業所選びに失敗して、退所の壁にぶつかって、利用期間を無駄にして。でもエージェントに出会って、最終的には複数内定をもらい、希望年収で働ける場所を見つけることができました。

私の遠回りを、あなたはショートカットしてください。

今すぐできることは2つ。事業所の見学予約と、転職エージェントへの登録です。

どちらも無料。失うものは何もありません。動き出した瞬間から、未来は変わり始めます。

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